
フリーランスエンジニアになったらどんな生活がまっているんだろう?
そんな疑問に答えます!
フリーランスエンジニアのイメージ
フリーランスエンジニアになるとどんな生活が待っていると想像してますか?
一般的な世間のイメージはおそらく下記のような感じだと思います。
- 時間に縛られず自由に仕事している
- カフェなど、場所に縛られず自由に仕事している
- なんか稼げそう
- でも仕事安定してなさそう?
これらの認識は合ってます。
しかし正しくもあり、間違っているとも言えます。
フリーランスエンジニアはたくさんいるのでその人の働き方は多種多様だからです。
とはいえ、そんなふわっとした答えではなく、実際に私の身の回りのフリーランスエンジニアの生活の例を紹介していきます。
フリーランスエンジニアの実際の生活
あくまで私の身の回りのフリーランスエンジニアの生活なのですが、そのイメージが合っているか一つずつ見ていきたいと思います。
私の身の回りのフリーランスエンジニアは時間にある程度縛られて生活しています。
というのもフリーランスエンジニアですが常駐型といって契約を結ぶ企業に常駐して働いているからです。
(私自身のメインの収入源は常駐型エンジニアのため、必然的に周りのエンジニアも常駐型になります。笑)
実はこの常駐型のフリーランスエンジニアは非常に多く、一般的にはその企業から依頼される業務をメインでこなすことになります。
なのでその企業のコアタイムにある程度合わせることになります。
なぜなら合わせないと社員の方と業務連絡を密に取ることができなくなるからです。
つまりその会社の社員のような勤怠になるので、ある意味では会社員のような生活を送ることになります。
多くの方のイメージするフリーランスエンジニアは常駐ではなく、いろんな企業と細かい案件をいくつもやりとりしているものではないでしょうか?
その場合はコアタイムといったものはあまりないでしょうが、それでもその企業の社員と業務連絡を密に取るためにある程度の時間の縛りが発生すると思います。
エンジニアが請け負う業務内容によります。
例えばその業務にあたるためにセキュリティ的に安全なインターネットを使用するのであればカフェのFree WiFiといったものを使うことはできず、家で独自で契約したインターネット回線などを使う必要が出てきます。
逆に、やっている業務がそういったセキュリティを考慮する必要がない、例えばPCでアプリを開発しており、PC内で業務が完結しておりインターネット回線を使わないなどであればカフェなど場所に縛られずに仕事をできることになります。
常駐型エンジニアの場合は契約を結んでいる企業内で業務をこなすことも多いので、その場合はノマドワーカーになることはできません。
ただ、昨今のようにリモートワークが増えている状況であれば、自宅で業務をこなすケースが増えてきているのでノマドスタイルが広がりつつあります。
SNSなどで活躍しているエンジニアの方のイメージでものすごく稼いでそう!といったイメージを持っている方も多いと思います。
これは人によりなのでなんとも言えませんが、エンジニアになるための学習コストと比べると結構高収入といっていいかもしれません。
というのもフリーランスエンジニアの平均年収は792万程度とされており、別の業界も含めてそれくらいもらえる職業やポジションは多くの労力や学習が必要になるケースが多いと思います。
そういう意味でフリーランスエンジニアは割りがいい仕事の一つだと思います。
常駐型エンジニアの道を選択すると、仕事の不安定さはある程度抑えることができます。
企業と結ぶ契約によって契約期間はまちまちですが、一般的には1ヶ月、3ヶ月毎の契約が多いと思います。
1ヶ月契約だと契約企業から1ヶ月単位で契約終了を告げられる可能性があり、毎月”契約更新されるかなぁ、、”と心配が尽きないことになってしまいます。
仮に契約終了になった場合は、収入を止めないために新しく案件探しをする必要性があります。
ただ、3ヶ月契約だとそのリスクが3ヶ月に一回となり、かなり心に余裕がでてきます。
それでも会社員と比べると安定性は小さいですが、現代はIT社会でどの企業もエンジニア不足問題を抱えているため、仮に契約終了となっても結構簡単に案件獲得できる状況ではあります。
それを考えると意外と心の平安は作りやすいです。笑
3ヶ月契約が安定しているかしていないかは人それぞれで変わると思いますが、一般的に思われているよりは安定していると感じたのではないでしょうか。
それではフリーランスエンジニアの悪い点と良い点を端的にあげて行きます。
フリーランスエンジニアの悪い点
- 仕事が安定しない
- 有給がない
- 仕事を休んだら収入が入ってこない
- 福利厚生がない
これらは説明するまでもなく理解できると思います。
最後の福利厚生ですが、会社員のように家賃補助や他福利厚生が皆無です。
家賃に関してはフリーランスエンジニアも家賃の一部を経費にできますが、それでも(企業によりますが)家賃の大半を補助されるといったことはないです。
フリーランスエンジニアの良い点
- 案件を転々とできる
- ハイスピードで収入アップを狙える
- 職場の嫌なしがらみがない
例えば常駐型エンジニアにしても3ヶ月毎の契約でこちらから契約終了とすることができるので、”この案件なんか合わないな”と思ったら案件を変えられますし、変えた分だけ色々な業務にあたれますので、その分エンジニアとしての経験値を増やすことが可能です。
また案件を変えるたびにより高単価の案件を獲得すれば高速で収入を上げることもできます。
(実際私はそうして収入を上げてきています。)
会社員ですと転職しなかぎり昇給はなかなか狙えませんが、フリーランスエンジニアならよりカジュアルにそれが実現できます。
また職場の嫌なしがらみがないのも良い点です。
案件の業務はしますが社員というわけではないので一歩引いた関わり合いができます。
仕事終わりの飲みや暗黙的に参加しなきゃいけない会も不参加で通しやすいです。
その分、自分のやりたいことに時間を割けるのでキャリアアップも目指せます。
以上、フリーランスエンジニアの現実を掘り下げました。
メリットデメリット両方ありますが、メリットの部分を最大限に生かせる方なら非常におすすめな選択肢です。
またやってみるとデメリットと思っていたことがそこまでデメリットに感じない、といったこともありますので迷っている方は一度やってみるのもありだと思います。
やってみて、フリーランスエンジニアが自分に合わないなと思ったら会社員に戻るというのも十分可能です。