
ITPっていう言葉を最近よく聞くけど、これって何?
ITPでアフィリエイトがオワコンになるって本当?
そんな疑問にお答えします。
ITPとは何か
ITPとはIntelligent Tracking Preventionの略で、直訳すると”頭のいい、トラッキング防御”のことです。
これはものすごく大雑把にいうと、にサードパーティクッキー(cookie)情報を使えなくなることで、アフィリエイトやリマーケティングなどができにくくなります。
もともとクッキーにはインターネットでWEBサイトを閲覧中にそのユーザーがどのサイトから来たかやどういうサイトを閲覧したかなどの情報を自動的に(勝手に)溜められていました。
それがサードパーティクッキー情報です。
それにより、アフィリエイトの成果を正しく計測したり、リマーケティングでユーザーに再度見せる広告内容を判定していました。
しかし、クッキーにプライベートな情報を勝手に書き込まれて、それを元にユーザーにとって本当に必要とはいえない?広告を何度も見せられたりと、ユーザー保護の観点でクッキーでの情報の扱いが前から議論されていました。
そしてITPによりユーザー保護が実際に実現化してきているというわけです。
ITPでアフィリエイトによる成果計算が正しく行われなければアフィリエイターは収益を得られなくなり、当然アフィリエイト行為をしなくなるため、アフィリエイト業界が壊滅してしまうと危惧されています。
また、リマーケティングもユーザーの購入に直結するような商材を正しくユーザーに表示できなければ当然ですがその商品は売れないため、リマーケティングも壊滅状態になるのではと考えられているのがITP問題です。
広告業界にいる方にとってはこの問題は死活問題です。
たしかにITP問題は深刻で、これによりアフィリエイトはオワコンとなるのかというと、、
[結論] ITPでアフィリエイトがオワコンにならない
細かい説明は省略しますが、今までのような技術とは別の方法を使うことにより正しくアフィリエイトの成果計算を行うことができるようになっています。
例えば、大手有名ASPではITP対応のアフィリエイト案件がたくさんあり(というかほとんど?)、それらをアフィリエイトすれば成果があれば収益を得られます。
A8でのITP案件の選び方とその案件でのITP対応確認
まだ一部、ITP対応していない案件もありますが、それらはスルーすれば良いです。
ITP対応してない案件はアフィリエイターに無視されますので、自然に淘汰され、いつかなくなります。
(ITの世界は移り変わりが激しいので状況はまた変わるかもしれませんが)短期的にもアフィリエイトはオワコンではないですし、長期的に見てもオワコンにならないと想像できます。
というのも、ITPのような問題が起きてもそれを回避する方法が新しく生まれるからです。
アフィリエイトというのはざっくりいうとインターネットでの成果報酬型広告ですが、この成果報酬型集客は大昔から存在しているもので、時代が代わり表面的な方法が変わることはあってもずっと存在し続けているので、インターネットが存在する限りアフィリエイトも存在していくと思います。
ただ、表面的なものは大なり小なり変化していくと思いますので、それに対応していくことは必須です。
(今回でいえばASPでITP対応している案件だけを選ぶなど)
以上ですが、今アフィリエイトに取り組んでいる方、これから取り組もうとしている方は、そんなに心配せずに安心していただければと思います。